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就活のグループディスカッションで求められるコミュニケーション能力とは?

 

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就活で必要なコミュニケーション能力について語る

今回のエントリーのテーマは、グループワークやグループディスカッションで必要な「コミュニケーション能力」。ビジネスマンに必要な能力と言い換えてもよいかもしれない。

 

 

 

社会人はチームで働く

大手、ベンチャーに関わらず、企業で働くからには大なり小なりチームで動くことになる。生保の営業などの一部の業種を除けば、個人のパフォーマンスよりもチーム全体の生産性が重要になる。大学のゼミや研究室コミュニティと最も異なる部分だ。

 

そのような環境で仕事を進めるわけだから、個々人の専門能力の他に、チームを繋ぐコミュニケーションが重要になる。

 

では、ここでいう「コミュニケーション能力が高い人」とは具体的にどのような人を指すか?

 

「チーム全体の目標達成に向けて、メンバーに良い働きかけがてきる人」が、それに該当する。

 

端的に言うと、他人のモチベーションの上げ方が上手い人だ。皆に気持ちよく働いてもらえるような言動を取ることができる。それがビジネスマンとしてコミュニケーション能力が高い人の定義だ。

 

グループディスカッションに臨むにあたって

面接官も自然とそういう要素は見ている。

 

就活のグループディスカッションでは、リーダー役に徹する人だけが好評価を受けるとは限らない。

 

現に私は、就活時代にグループワーク・ディスカッションでリーダー役を買って出たことはない。自分に向いていないことをするとボロか出るからだ。それでも選考でお祈りされたことはほとんどなかった。(さすがに外資コンサルの選考は落ちたが…)

 

全体の目標のために動ける人。そういう人は進行役の立場でなくても非常に良い印象を受ける。前に出て行くことが苦手な人は、グループディスカッションやグループワークで、チームのために自分には何ができるか?という観点を持って行動してみればよい。

 

下手にリーダー役を買って出て妙なプレッシャーに晒されることは、ハイリスクだと捉えてしまえばよいのだ。

 

100点を目指す必要は一切ない。議論と照らし合わせて、「こういう情報が必要だな」と感じれば、話の腰を折らないようにメンバーに伝えるだけでよい。

 

また、他のメンバーの発言しているときは話しの内容をきちんと聞くこと。相槌を打つだけでも協調性はアピールできる。面接官はそういうところを割と見る。何より相槌を打ってもらえると、話している者は物凄く安心感を感じる。

 

他のメンバーの話をきちんと聞いてあげていれば、自分の意見が通りやすくなることに気づくはずだ。自分の発言が議論の方向性を定める確率が高くなる。これは重要なポイントだ。

 

ただ、言うは易し行うは難し。やはりコツがいるので、ベンチャーの選考に参加する等して事前に練習しておいた方がよいとだろう。その中でPDCAを繰り返せば、努力は必ず報われるはずだ。