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就活生必見「学生時代力を入れたエピソード」の作り方

 

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自己PRの最終段階

前回のエントリーでは「自己PRの作り方」について解説した。

 

今回は、自己PR構築の最終段階。就活面接で最頻出の質問である「学生時代力を入れたエピソード」の作り方をご紹介しよう。

 

これは、自分の強みを伝えるためのエピソードと同義と考えてほしい。だからこそ前段階の「自己PRの作り方」のエントリーには一度目を通してもらいたい。

 

ちなみに、本エントリーの最後に、私が就活生時代にある企業に提出したESの一部を載せておいたので、解説内容と照らし合わせて読んでみてほしい。

 

kyodaishukatsu.hatenablog.jp

 

 

 

就活の面接でほぼ確実に聞かれる「学生時代力を入れたこと」

面接会場のドアを2回ノックした後、中から「どうぞ」の声が聞こえれば入室する。会場の中には面接官が一人。用意された椅子の前まで移動し、正面の面接官に一礼。促されて椅子に座ると、まずは面接官から軽く自己紹介。今度はこちら側に自己紹介が求められるので、1分を目処に簡単に自己紹介をする。そして少し談笑する。さりげなく選考が始まる。

 

「それでは、〇〇さんのことをよく知るために、学生時代特に力を入れたことについて教えていただけますか?」 

 

これが就活における面接の王道の流れだ。

 

もちろん、前段階のエントリーシート(ES)にも、確実に「学生時代力を入れたことについて〇〇字以内で説明してください」という質問が入っている。

 

就活生である以上、ESや面接で必ずといっていいほど聞かれるのが「学生時代頑張ったこと、力を入れたこと」だ。

 

面接では、この質問をベースに話が進むことが圧倒的に多い。面接官はあらかじめ用意されたチェック項目に沿って就活生にいくつか質問をし、その回答を聞いて評価を下す。合格基準を満たしていれば次の面接へ。満たしていなければ「お祈りメール」のリストに追加される。

 

「学生時代力を入れたエピソード」は、就活の面接において最も肝となる質問である。この質問に対する回答をどれだけ緻密に用意しておくかで結果が大きく変わってくる。余裕のある内にテンプレを用意しておくことは必須だ。

 

「学生時代力を入れたエピソード」の作り方

それでは早速エピソードの作り方を解説しよう。

 

冒頭でそれとなく触れているが、この質問は「自己PRをしてください」という質問と同義である。なぜなら、単に事実を聞いているわけではないから

 

実際には、「自分の強み」を実際のエピソードを交えて説明することが求められている。つまり、エピソードの中で強調すべき内容には必ず自分のセールスポイントが含まれていなければならない。もっというと、それ以外は書かなくていいし、言わなくていい。セールスポイントは絞るのが鉄則だ。

 

今回は書く方(ES)に焦点を絞って解説していく。喋る方(面接)も書く方の延長に過ぎないからだ。

 

文章の書き方について具体的に解説する前に一つ、セールスポイント=「伝えたい自分の強み」これをはっきりさせておいてほしい。これがきちんと定まっていないと、全体的にまとまりがなくなり、何が言いたいのかわからない文章になってしまう。何より、面接で角度を変えた質問された際、答えに詰まる原因にも成り得る。というか、そういう学生が圧倒的に多くてうんざりする。この点については、前回のエントリー通りにやってもらえれば問題なく設定できるはずだ。背景に伝えたいメッセージがあってこそ、文章に一貫性が生まれるのでお願いしたい。

 

前置きが長くなったが、上記の内容を踏まえてESを書いていくことになる。大まかな流れは以下の通り。

 

①概要を述べる
②当時の課題・目標を述べる
③その課題・目標に対して自分自身が取り組んだことを述べる
④結果をまとめる

 

「起承転結」。ありきたりな構成だが、読む者の立場を考え、簡潔に文章を書くことを心掛けると自然とこの形になるはずだ。読む側としても実際にこうしてもらえると非常に助かる。

 

①概要

「今からこういう話について書きますよ」と、紹介の言葉を冒頭に記載する。最初に読み手の頭の中にイメージを植え付けることで、後の文章を理解してもらいやすくなる。いつ、どこで、どんな活動をしたかを短くまとめること。

 

②課題・目標

「発生していた問題を解決して成長した」、もしくは「自分で設定した目標に対して試行錯誤を繰り返して、最終的に成就させて成長した」。選んだエピソードは上記二つのどちらかに大別されるはずだ。その課題・目標についてまずは書く。 

 

③課題・目標に対する取り組み

これが、一番重要な部分。「自分の強み」を意識しながら文章を起こしていく。

 

ここでセールスポイントである”強み”がはっきりしていないと、自分を少しでも良く見せようと、あれも書こう、これも書こうと、どんどん文章が長くなり、結局読み手に何も伝わらなくなってしまう。

 

自分の強みを伝えるのに最もふさわしい取り組みを選択し、そのことについて丁寧に書くことを心掛けてほしい。言葉をじっくり選定し、尚且つ背景の強みがきちんと見え隠れする文章に仕上げる。

 

④結果

「課題・目標」、「取り組み」と来て「結果」。その取り組みをして具体的にどうなったのか?自分が何を得たのか?それを今後どう活かせるのか?これを書いて締めだ。

 

この流れできちんと文章が書けていれば、学歴フィルターがキツくない限り、ESで落とされることはまずないだろう。セールスポイントをきっちり絞っているので、面接でもボロがでない。変な質問にも惑わされずに面接官とコミュニケーションを取れるはずだ。

 

具体例(京大出身サラリーマンが提出したES)

以下に私が就活生時代、実際にある企業に提出したESを載せておく。上で述べた流れを参照しながら読んでみてほしい。今改めて読み返すと修正したい部分も多々あるが、とりあえずこの程度書けていれば特に問題ない。

 

質問

あなたが学生時代に最も力を入れて取り組んだ経験について記入して下さい。(400字以内)

回答
所属するテニスサークルで務めたトップチームのリーダーとしての活動です。チームを率いる中で、リーダーであるにも関わらずレギュラーから外れてしまうという非常に辛い時期がありました。様々な葛藤がありましたが、「これは成長できるチャンスだ」と状況を前向きに捉え、どうすればスランプから抜け出せるか、どうすれば質の高い練習環境を作れるかといったことを一心に考え行動しました。具体的には、社会人テニススクールに参加するなどして自身のスキルアップを図り、スクールで行ったプログラムをチーム練にアレンジして組み込むことで練習の質の向上にも寄与しました。この結果レギュラー奪還とチーム力の底上げを同時に達成することができ、プレイヤーとしてもリーダーとしても成長することができました。この経験を通じて困難に直面した時の問題解決のプロセス、チームマネジメントのノウハウを学ぶことができたのは大きな収穫だったと感じています。